FC2ブログ
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


内容(「BOOK」データベースより)
頭に一度焼きついた記憶は本来、なくなることはありません。それどころか、意志の力でいつでも呼び起こすことができます。記憶に残るものは、注意力がサイズを決め、興味が色を決めています。そんな記憶のメカニズムがすっきり理解できるとともに、記憶を目覚めさせる14のレッスンで、あなたの頭に無限のパワーが宿ります。

原著は1903年に書かれたものですが、最近の記憶術や能力開発本などに比べても古臭さは感じられません
実際読みすすめれば、自分がやっている記憶の仕方も出てきたりします。
注意力を養うこと、集中する習慣を身につけることが精神的・知的にレベルアップする秘訣なのだとあらためて感じさせてくれる本です。

以下メモ
観察力を伸ばすエクササイズ
1 正確に見る
身近にあるものをよく観察した後、目を閉じて可能な限り細部まで思い出す
見て、忘れていた部分を確認し、目を閉じる⇒完璧に心の絵にできるまで繰り返し

2 描いてみる
記憶したものを紙の上に表現する。下手でも良い。⇒細部の抜け尾知をチェックし繰り返し。

3 細部を注意する
人の容貌、顔立ちを説明する。 細部(部分部分)の取り込みが必要。容貌を書き留めるように
建物の外観 感じ、色、形、窓の数、扉の大きさと位置、屋根、壁の装飾など
これも繰り返し

4 説明する
何か7つほど置き布をかぶせる。布をはがして10数えた後、再度布をかぶせて、見たものの説明をできるだけ詳しく紙に書く

5 一目で把握する
文章を短時間で内容把握(かぎ分ける)

6 部屋を使う
部屋の中の物をすばやくチェック⇒出てすぐ見たものを書き留める
大きさ、天井高さ、壁の色、ドア、窓の数、いすなど

7 一日を振り返る
今日見たもの、会った人、見かけた人の描写


・聴覚を鍛える
1 会話を聞く  通行人の会話を意識的にとらえてみる

2 声を思い出す  

3 声をあてる

4 足音を聞く⇒当ててみる

5 言われた言葉を思い出す  正確に

6 メロディーを再現する  ハミングか口笛で

7 講演を再現する  話の内容を振り返り、どれくらい覚えているか、声の調子や表現方法まで

8 ヒンドゥー・メソッド  小さくはじめ、徐々に増やし、何度も復習する
例 1日目 一行目を覚える
  2日目 二行目を覚え、一行目復習、一行目と二行目を覚える 以降繰り返し


・記憶に関する三つの法則

1 全ての印象は、類似の性質を持つ過去の印象をよみがえらせる傾向がある。ただし、過去にうけとった印象が顕在意識の領域に呼び戻されるのは次のいずれかの場合

2 印象が鮮明に受け取られていた場合

3 あいまいに受け取られた印象が、思い出す作業によって何度も顕在意識に呼び戻された結果、強くなった場合。

4 既に記録されている印象と似ている印象を受け取った場合、その類似性が認識されなければ、二つの印象は別々に保管される。しかし、新しい印象を受け取ると同時に過去の印象がよみがえり、類似性のある印象だと認識されれば、二つの印象は記憶の中で結び付けられ、一緒に保管される。

5 関連づけられた印象の鎖の一部が顕在意識によみがえると、残りの印象も最小限の努力で思い出すことができる。また、ひとつの印象を思い出すと、同時に記録されていたほかの印象も、類似性に関係なく全てよみがえる。・

記録された印象を意識的に呼び出す
⇒注意力を使ってその印象を顕在意識の領域内にとどめる
⇒新たに注がれた注意力によって強化された印象を貯蔵庫に送り返す


・印象に関する13の法則
1 集中力を使って鮮明な印象を取り込めば後から思い出しやすくなる。

2 最初に印象を受け取ったときに、明確に記憶すること。

3 最初からあまりに細かい部分まで覚えようとしないこと(歩く前に這う)  幹から枝、葉へ

4 頻繁に思い起こすほど、印象は鮮明さを増してゆく

5 印象を思い起こすときは、印象の元になっている対象物をなるべく再確認しないようにすると、永続性のある強い印象になる。(なんとなく見ない)

6 記憶力の訓練には、対象物の新しい印象を取り込むことよりも、過去に記録された印象を思い起こすことが大事

7 対象物を始めて観察しているとき、似ている印象を思い出して、連想のチェーンをつくればよい。

8 連想のチェーンを作れば、一つの印象から次々とつながるようにして、他の印象がよみがえる。

9 対象物の観察や調査には、五感を最大限に活用すること。

10 弱い感覚は、その感覚にあった方法で鍛えれば大幅に改善できる。

11 ある印象を思い出せないときは、その印象と同時に受け取られた印象か、関連性のある要素を思い出す努力をすれば解決できる場合がある。

12 ある印象を思い出したいときは、それとつながりのある明確な印象を思い出し、同時に取り込まれていたほかの印象をよみがえらせること。見境なく思い出そうとするよりも効果的

13 意識的に思い出そうとして失敗した印象が、あとで自然によみがえってきた場合、将来利用できるようにその直前に顕在意識に入ってきた情報を覚えておく

・累積システム
 1日目 最初の一節を暗証できるまで覚える
 2日目 前日の一節を復習、次の一節を覚え、つなげてまとめて復習する
 3日目 前日2日の2節を復習、次の一節を覚え、つなげてまとめて復習する
 ⇒一日もサボらず、復習に重点を置いて続けることにより思い出す能力が磨かれる。

・テン・クエスチョン・システム
1 その由来または起源は
2 それはどんな理由で始まったか
3 それはどんな歴史があるか
4 それはどんな特質や個性を持っているか
5 それを連想させるものや、関連しているものは
6 それをどのように利用(活用)するのか
7 それは何を表しているか
8 それからどんな結果が生まれ、どんなことが起こるか
9 それは最終的に、あるいは将来的にどうなるか
10 それについて自分はどう考えているか、その理由は

ワーテルロー  1815 ナポレオン大敗の地
ヨークタウン  1781 アメリカ独立戦争終結につながった戦い
ヘイスティング 1066 ノルマン軍イギリスを征服

乏しい興味は乏しい注意力を生み、乏しい注意力は貧しい記憶力を生む

FC2blog テーマ:本の紹介 - ジャンル:本・雑誌

【2010/04/15 06:07】 | 趣味・実用 トラックバック(0) |
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
記憶力 (ポケットブック)記憶力 (ポケットブック)
(2009/02/03)
ウィリアム・W・アトキンソン

商品詳細を見る
URL:

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。